最近の運動会は危ない種目をなくす傾向にある?~騎馬戦がなくなって寂しい気分

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こんにちは、chie@だんご3兄弟ママ(@dango3camp)です。
すっかり秋の陽気になりましたね。

先週末、小学校の運動会が執り行われました。
もう寒くて寒くて、とても運動会という気分ではありませんでしたが。

暑い中での運動会よりは良かったのかもしれません。

 

【騎馬戦】小学5・6年生の花形種目がなくなった件

今年5年生になった長男。
個人的に騎馬戦は見ごたえがあって楽しめるので大好き。
自分の子どもが出ていなくても楽しみで。

鳴り響く太鼓の音。
騎士団長の掛け声。
騎馬は騎手を乗せ一致団結して敵陣に乗り込みハチマキを奪取する。
※わたし自身が小学生のときは騎手を騎馬から落とすという危険すぎる競技でした(;’∀’)

思い浮かべるだけでカッコいい!!

長男が参加する年になるのを心待ちにしていました。
(体がでかいのでもちろん騎馬ですが)

 

ところが、今年から騎馬戦が廃止。
代替え種目はムカデ競争。

ムカデ競争って…。

いえいえ、ムカデ競争を馬鹿にしているわけではありませんヨ(‘ω’)
わたし自身、中学の体育祭でクラス対抗ムカデ競争で、1クラス40名、両足ムカデに固定され一致団結トラック1周をした記憶があります。あれはあれで楽しかった。

そう。やるならそれくらいやってほしかった。

が、実際はトラック内で50m程度の距離を5人組くらいで行ったり来たり。
ムカデも片足だけの固定で。

 

なまぬるい…!!( ゚Д゚)

 

小学生の競技だからでしょうか。
でも、昨年まで騎馬戦を行っていたとは思えない生ぬるさにびっくり。

騎馬戦をなくしたのも『危険な競技』と判断されてのことだと思われますが。

危険だからこそ、子どもたちも注意を払って練習に臨むものでは?
その危険を指導していくのが先生方の体育指導では?

危険を回避してばかりでは生ぬるい子どもがどんどん育っていく気がします。
生ぬるさゆえに危機意識を失い、大きな事故を招いたりするような気がします。

たかが運動会の1競技ごときで大袈裟かもしれませんが。
全体的に、『危険』を排除していく傾向が見られます。

 

 

【組立体操】…ってこんなのだったっけ?

同じく、5・6年生の花形種目として君臨していたのがお馴染みの組立体操。
長男が入学して1~2年は、

組立体操もさすが小学生になると幼稚園とは違うなぁ!

と感心したものでした。

しかし、その後、趣向が変わっていきます。

組立体操と言えば、大太鼓のドンッ!という音で迫力のある演技が盛り立てられるもの。
幼稚園の組立体操もそうだし、気分も出るし、そういう認識でいました。

それが、いつしか音楽に合わせて流れるような組立体操になりました。

太鼓の音、なし。
音楽に合わせて踊るような組立体操。

 

ちがう…なんかちがう…。

 

今年も同じく。音楽に乗って。
笛の音が加わってたけど。

1人、2人組、3人組、6人組のピラミッドのようなもの。
で、おしまい。

そのあとは定番となったのかダンスが入りました。
長男も一生懸命、家でYouTube見ながら練習していたので、それはそれで楽しかったのですが。

 

それ、組立体操の枠と一緒にする必要ある?(;’∀’)

 

まあ、確かに、プログラムにも組立体操の文字はひとつもありませんでした。
組立体操自体をなくす方向性なのでしょうか。

最近調べてみたところ、組立体操+ダンスの小学校が増加しているようですね。

近隣の小学校でも組立体操ないよーと言っているところもあります。
だから、いつしか消滅していくことも考えられますね。

ダンスを組み入れてきているのは、中学でのダンス必修化の影響もあるのかもしれません。
それを考えると取り組み的には良いのかも、と思います。

でも、運動会の花形種目が消えていくのはなんとも寂しいものです。

 

 

運動会競技における怪我の危険性

騎馬戦、組立体操。
共に、危険性のある競技ではありますよね。

騎馬から落ちたら。
組立体操のタワーの一番上から落ちたら。

落ちて大きな怪我を負うことだってあり得ます。
実際にそういった記事も見てきました。
テレビで大きく取り上げられた事故もありました。

見た・聞いただけでは他人事ですが、もし自分の子が同じ目に遭ったらと思うと怖いです。
危険を回避するという意味では、騎馬戦も組立体操も、なくしていくのは必然ではあります。

 

でもね。
例えば。

徒競走でただ走っているだけでも少し間違えて転んだら怪我もします。
綱引きで誰かがバランスを崩してみんなで倒れこんだりしたら怪我もします。

怪我をしないための練習であり。
怪我をさせないための指導だと思うんです。

 

人の上に乗ったら怖いこと。
自分がバランスを崩したらどうなるか。もし崩れたらどうなるか。

人が上に乗ったら重いこと。
自分がバランスを崩したら上にいる人はどうなるか。

 

すべては級友との信頼関係のもとに築き上げられるパフォーマンス。
信頼関係という名のもとに、人を気遣う気持ちも生まれるでしょう。

そういった経験を積み重ねて大人への階段を上っていってほしいものです。

 

 

まとめ

時代の流れとともに変わりゆく運動会の競技。
学習の指導要綱も変わってきて致し方ない場面もあるかと思います。

それでも、受け継がれて欲しいものもある。

運動会の競技に関していえば、今回取り上げた、騎馬戦と組立体操
騎馬戦も組立体操も、よく出来ているものだと思うんですよね。

すべてを危ないと排除するのではなく、それをどう指導するか。
もちろん、程度はありますので、組立体操のタワーを年々高くするとか論外ですが。

 

先生方の負担。
保護者の希望。

いろいろ…難しいものですね(;´・ω・)

 

 

 

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この記事を書いている人
chie

男子3兄弟のアラフォー母(*'ω'*)
三男が1歳2ヶ月のときに完全初心者からのキャンプデビュー。

2018年現在、上から11歳(小5)、7歳(小1)、4歳(年少)
子どもたちにキャンプを楽しませたい!
できれば自分も楽しめるファミリーキャンプを目指して♪

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